自分でどうにかできるわけはないので、成り行き任せである。
そんな親父の老化や痴ほうは、俺ら兄弟等を人生の糧となるようにと
天からプレゼンされたと前向きに考えもするのだが・・・。
現実の介護はいらだったり、怒ったり、急がしたりして、日々ご都合主義でしてしまいます。
携帯電話や車やパソコンで、毎日がスピード、効率、利便さを感じながら生活しているのですが
時折、これでいいのかと考えることが多くなりました。
大寒の今朝、いつものようにまだ闇の5時に起床、外で星を眺めながら凍みる体で
この空や空気や自然はは昔からずっと変わらずにあったんだと気づかされました。
立ち止まっても、前にに進まなくても、何も考えられなくても、
この凍み入る寒さと針のような空気の厳かな朝に、心は奮えてがんばろうと思いました。